「“道灌以後”の戦国争乱 横浜・上原家文書にみる中世」展と黒田基樹先生の講演「太田道灌の子孫たち」
会員のカネコです。 本日、13日(土)横浜市歴史博物館の企画展「“道灌以後”の戦国争乱 横浜・上原家文書にみる中世」を見てきました。 横浜市歴史博物館へは昨年の「明治150年記念企画展 戊辰の横浜 名もなき民の慶応四年」以来でしたが、神奈川県で育った私にとっては郷土の歴史にも強い関心があり、この博物館は時々訪れています。...
View Article総司忌にて『探墓巡礼』の宣伝
会員のカトケンです。 7月21日(日)、総司忌に参加。『探墓巡礼』の宣伝をさせていただいた。 あいにくお寺の都合で墓参は中止となったが、不心得者がお寺に問い合わせしたわけではなく、主催者である大出さんの説明で参加者は安堵していたように見受けられた。...
View Article次郎長、鉄舟の清水港。意外なところから松岡磐吉出没
会員のカトケンです。 平成25年に我がふるさと静岡市で行われた東軍慰霊祭の史跡ツアーで回った清水の史跡に足を運んだ。 あのときはまだ見られた宝物館がなくなって久しい鉄舟寺、時間がなくて寄られなかった梅蔭寺を訪れ、リニューアルされた次郎長生家にはパネルに次郎長の主治医植木重敏の説明があった。(=写真はパンフレット)土佐出身の医師を次郎長が清水で開院させたもの。...
View Article自分で売るつもりが…そして目指すは土佐
会員のカトケンです。 今週は詩吟の大会があり、静岡の実家に里帰り。 近所のお祭りのとき売れ残った『探墓巡礼』を母がお盆(静岡市は7月の地域あり)で来た親戚に売っていた。 謹呈すれば良いのに、わざわざ支払ってくれたとぞ。これほど嬉しくありがたいことはない。 先考が没して7年。未だに兄弟姉妹が来てくださることは母の何よりの励みになっている。...
View Articleサンライズ瀬戸に乗って土佐へ
会員のカトケンです。 仕事が忙しく夏休みが取れるかずっと不安だったが、何とか職場を脱出。 帰宅して準備を整え、いざ東京駅へ。四国に足を運ぶ醍醐味は夜行に乗れるから。小さい頃ブルートレインが好きで東海道を走る寝台列車は数多かったことから、よく朝早く起きては写真を撮りに行った。いつかはこれに乗るんだと思っていたが、大人になったらほとんど廃止されていた。...
View Article歴史を感じ、命を学ぶ
会員のカトケンです。土佐に滞在した夏休み、久しぶりに古文書解読を半年習った渡部淳館長(高知城歴史博物館)を訪ねる。 いつも訪ねると決まってタイミングが合わなかったが、今回はようやくお目にかかれた。 山内家宝物資料館の学芸員からたたき上げで館長になった努力の人で、大学時代に授業のあとよく飲みに連れて行ってもらった。...
View Articleわが心の田中城
会員のカトケンです。 閑話休題。土佐から帰り、仕事に復帰して週末は職場のボウリング大会、次の週世間ではお盆のころ、静岡へ帰省した。 母方の祖母・叔父(焼津)と大叔母・母の従兄弟(大井川)の墓参に向かった。 焼津から旧150号線を行くと姉がよく言っていたピンク・レディーが出た幼稚園がまだ残っていた。 道が新しくなってからずいぶん通らなくなったが、久しぶりに150号線らしさを味わった。...
View Article家系研究協議会関東地区例会に出席しました
会員のカネコです。 8月3日(土)に家系研究協議会関東地区例会に出席しました。 家系研究協議会には数年前から所属しており、関東例会には平成25年(2013)、平成26年(2014)、平成27年(2015)の会に出席していましたが、今回は久々の出席となりました。...
View Article神奈川県立歴史博物館「北からの開国 ―海がまもり、海がつないだ日本―」を見てきました
会員のカネコです。 昨日24日(土)に神奈川県立歴史博物館で開催中の「北からの開国 ―海がまもり、海がつないだ日本―」を見てきました。 開国というとペリー来航を思い浮かべますが、それよりも早くからロシアは開国通商を求めており、幕府はロシア南下への危機感を持っていました。 今回の展示は幕府ロシアへの対応、研究、防衛策といった幕末の日露関係の流れがよく分かる非常に興味深い内容となっていました。...
View Article第9回平島松尾顕彰会「柳渓忌」に出席しました
会員のカネコです。 8月11日(日)に二本松市市民交流センターにて開催された「第9回平島松尾顕彰会「柳渓忌」」に出席してきました。 平島松尾といっても地元二本松の人の間でもあまり知られていませんが、二本松少年隊の生き残りで、維新後は自由民権運動に身を投じ、福島事件で国事犯として逮捕され、出獄後は衆議院議員に数度当選し、現在に続く福島民友・福島民報の創刊にも関わっています。...
View Article島田篁邨と服部宇之吉
会員のカネコです。 昨日、埼玉方面に所用があり、帰りに日暮里を通るので、ふと思い立ち夕方の小1時間谷中霊園を歩きました。 最近は「士族」と刻まれている墓碑など、気になった墓碑はなるべく撮影しておくようにしています。 また、以前撮影した墓碑でも天候や時間によって写り方が変わるので、気になった墓碑は何度でも撮影するようにしています。これは釣洋一先生の教えによるものです。...
View Article大鳥圭介のふるさとと青山霊園散策
会員のカトケンです。 夏休みに乗ったサンライズ瀬戸で内陸側の座席だったのに、明け方に太陽が右に見えたときがあった。これは線路が北上してるなと思った。 しばらくして通り過ぎる駅名をみると[上郡]という名前だった。箱館政府の陸軍奉行大鳥圭介の出身地である。 赤穂出身だから赤穂線沿いかと思ったが、山陽本線沿いに駅があるとは思わなかったし、もう岡山かとも思っていたがまだ兵庫だったわけだ。...
View Articleみやこにてお話し申し上げ候①
会員のカトケンです。 3連休の中日となる15日、京都にて[『探墓巡礼ー谷中編』の刊行意義と京都にもあるゆかりの場所]と題して講演をさせていただいた。 歴史が好きになった記念の街でお話できるのは大変光栄で、レジュメを作りながらついあれもこれもと欲張って取り上げようとして、案の定時間が足りなくなってしまった。...
View Articleみやこにてお話し申し上げ候②
会員のカトケンです。 京都滞在2日目の15日。この日午後から講演会だったため、午前中に長遠寺と妙泉寺を回った。 場所はそれぞれ千本出水と大宮三条。実は今回の講演は、3月の山南忌に来られる方で[山南会]会員限定の催しであった。著書の横顔に毎年山南忌に参加していると書いておきながら、今年腰痛ですっぽかしてしまったことから、なんとか穴埋めしたいとの思いで引き受けることにしたものだ。...
View Articleみやこにてお話し申し上げ候③
会員のカトケンです。 京都滞在3日目、前日の講演で触れながらしばらく訪ねていない場所に行こうかと思ったが、ゆっくり睡眠を取ることができたので、寺町通の進々堂で朝食を食べて、神宮丸太町から出町柳に出た。 百万遍知恩寺に高知城築城の奉行百々越前安行の墓があるとの情報を得たからである。...
View Article中村正直宅跡
会員のカトケンです。静岡に帰ったついでにグーグルマップで気になる史跡があったので訪ねてみた。 幕府倒壊により英国留学の切り上げを余儀なくされた中村正直(敬宇)が『西国立志編』を訳した場所である。 富春院というお寺の入口に「尚志」の石碑の存在や山門に掲げられた扁額が中村の書というのは知っていたが、まさか石碑があるとは思わなんだ(=写真)...
View Article森重氏講演の告知
会員のクロサカです。 今回の記事は知人の講演の告知となります。 来る11月2日(土)に僕の職場がある取手市で森重和雄氏による講演会が行われます。 場所は取手宿本陣となっております。 普段は毎週金・土・日が本陣の公開日となっていますが、今回はこれに加えて近くにある長禅寺のさざえ堂の内部も公開されます。 さざえ堂は珍しい螺旋形式のお堂となっていますので合わせていらしてください。...
View Article今年の東軍慰霊祭に出席できず
会員のカトケンです。 10月第2週の3連休は、予定していた東軍慰霊祭に参加できませんでした。それというのも台風による鉄道の計画運休を踏まえ、前日のうちに最寄駅で払い戻しをしておりました。 各地で大きな災害となり、心よりお見舞い申し上げます。 今年は会津若松での開催でしたが、行き来の途中で罹災したり、交通機関が寸断されたりした場合、仕事に差し支えるので諦めたのです。...
View Article11/30土佐史談会関東支部にて講演
会員のカトケンです。 来たる11月30日㈯2時から新橋の浪漫亭にてお話しさせていただきます。 今回は黒坂さんとかぶりますが「青山霊園に眠る近代土佐人群像」と題してまずはこんな人物が眠っていることを紹介します。 今日は錦糸町で毎年開かれる関東高知県大懇親会にてチラシを配らせていただきました(=写真)。 後藤象二郎と大江卓の向かいに板垣退助の娘軍子の墓、その横には西山志澄実弟 山本幸彦の墓があります。...
View Article11/30案内②「わしゃ、土佐の野村でえい」
会員のカトケンです。肝心なことを書き忘れていました。前回は自分の宣伝ばかり書いてしまい、お恥ずかしい限りでした。 今回の土佐史談会関東支部例会は会員は無料、非会員は参加費が1,000円かかります(当日申し受け)。 また、小弟は1人目の演者に過ぎず、2人目は高知から今井章博本部副会長がお見えになり、野村茂久馬のお話をしてくださいます。...
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