中野村と名主堀江家と宝仙寺
会員のカネコです。 とある理由で現在の中野区の中央、中野、本町周辺にあった中野村の事を調べています。 先月21日(月)に中野区立中央図書館など、中野区内を巡ってきました。 中野区立中央図書館はJR中野駅から徒歩10分弱の所にあり、なかのZEROの館内にあります。中はとても綺麗で、中野区の郷土資料が豊富にあり、なかなか良い図書館でした。...
View Article大円寺・和田堀廟所調査会と会合と今後のお知らせ
会員のカネコです。 昨日は幹事メンバーのカトケンさん、クロサカさんと杉並区の大円寺・和田堀廟所へ調査へ行き、その後会合を行い、今後の活動内容を決めました。 大円寺は元は現在の港区高輪にあり、伊皿子大円寺として知られていました。 薩摩藩主島津家の江戸における菩提寺であった事から現在も薩摩藩士の古い墓碑が数多く見られます。...
View Article掃苔本の紹介①
会員のクロサカです。 今回はいつもの墓紹介ではなく、僕らが墓調査を行う上で、使用している掃苔本を紹介したいと思います。 と言っても膨大な数に及ぶため、調査報告の合間にちょくちょく更新したいと思っております。 第1回目を飾るのは、河原芳嗣氏の『図説 徳川将軍家・大名の墓―江戸の残照をたずねて』です。 こちらは、東京に遺る徳川将軍家や大名家のお墓について、丹念な調査と豊富な写真で紹介されている本です。...
View Article探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会-
会員のカネコです。探墓巡礼顕彰会では、発足以来、春・秋2回の巡墓会を開催して来ましたが、今秋の巡墓会は諸般の事情により、お休みすることになりました。 その代わりに当会初の試みとして、「探墓巡礼顕彰会オフ会」を開催する事になりました。 いつもの巡墓会より短い1時間程度の巡墓会の後、同好の方との情報交換・当会へのご意見・ご要望など、幅広い意見交換を目的とした懇親会を行いたいと思います。...
View Article『歴史研究』最新号掲載「少年隊士の生き残り佐野常樹とその一族の墓」
会員のカネコです。 当会幹事メンバーでリレー連載をしている『歴史研究』「掃苔行脚」ですが、最新号は私が書いた「二本松掃苔録⑬~少年隊士の生き残り佐野常樹とその一族の墓~」が掲載されています。 佐野常樹は元の名を浅見四郎といい、二本松少年隊士として戊辰戦争を戦い、その後、縁あって佐賀藩出身で日本赤十字の父と呼ばれた佐野常民の養子となり、初代ニチメン社長となりました。...
View Article農民から旗本へ-川崎出身の名士田中休愚-
会員のカネコです。 歴史好きな方は大抵、生まれ育った郷土の歴史に興味を持つものかと思います。 最近、私は福島県二本松市に関わる記事をよく投稿していますが、二本松は両親の出身地であり、私自身は神奈川県川崎市で生まれ育ちました。 川崎は近代になり京浜工業地帯が栄え発展した町であり、やはり歴史的に見ると、私としては室町時代以来続く城下町である二本松の方に強い関心が向いてしまいます。...
View Article5代目三遊亭円楽と吉川経家
会員のクロサカです。 今回は自分の地元にある著名人の墓とある人物との繋がりについて書いていきたいと思います。 下の写真は、墓碑銘からも分かる通り、亡くなってしまったことも記憶に新しい5代目三遊亭円楽師匠のお墓になります。このお墓が建立されているのは、東京都足立区伊興にある「易行院」というお寺です。墓地の最奥にこのお墓が建立されています。...
View Article『歴史研究』の連載から~出雲に眠る男爵家たち~
会員のクロサカです。今回は千家男爵家・北島男爵家・小野男爵家について紹介したいと思います。 今回の話は、現在でも連載をさせて頂いている『歴史研究』で発表した内容となります。 しかし、数年前に発表したということもあり、入手が少々困難である可能性が高いため、再掲載させて頂きたいと思います。 その他にも紙面の都合上、載せられなかったカラー写真を少し追加し、見やすいものにしたいと思い、再掲載に至りました。...
View Article次回予告、会員カトケン
会員のなりきり松田優作ことカトケンである。 久しぶりに本気で予告編をやってみようと思う。ここらで帳尻を合わせておかないと将来、使ってもらえなくなるからである。 12/13(日)午後、芝金地院にて探墓巡礼顕彰会のオフ会。 私は近藤勇の養父周斎と高知県権令小池国武こと渡辺国武を案内させていただく。...
View Article週刊『ビジュアル江戸三百藩』に掲載されました
会員のカネコです。 当会会員の久保さんが以前ブログに投稿した鹿児島旧福昌寺跡のお由羅の方の墓碑写真が、週刊『ビジュアル江戸三百藩』最新号に掲載されました。 元の記事はこちらになります。 お由羅の墓碑について 週刊『ビジュアル江戸三百藩』は315の各藩の歴史を豊富な写真・図版を加えてコンパクトにまとめた、藩史の入門書としては最適の本です。 週刊『ビジュアル江戸三百藩』公式ホームページ...
View Article滝乃みわこさん『乙女の真田丸』のご紹介
会員のカネコです。 私の友人で当会巡墓会にも何度もご参加頂いているイラストレーターで編集者でもある滝乃みわこ先生が作家の堀江宏樹さんとの共著『乙女の真田丸 真田一族と関ヶ原の武将たちの愛すべき素顔』を出版されました。 滝乃先生には吉祥寺巡墓会の際に画家甲斐庄楠音のお話しをして頂いたりと当会では大変お世話になっております。...
View Article佐久間勝親と二本松-織田旧臣達の絆-
会員のカネコです。 先日、このような記事を読みました。 長沼藩主の位牌修復へ 長野・偲ぶ会が二本松・龍泉寺を訪問 二本松へ配流された信濃長沼藩主佐久間勝親を偲び、地元長沼の人達が勝親の墓所がある二本松へ訪れたという記事です。 二本松ではこの佐久間勝親については殆ど知名度が無いと思います。...
View Article続・江戸蒲田氏の墓
会員のカネコです。 2011年の記事になりますが、私が長年住んでいた川崎にある江戸蒲田氏の墓所について書きました。 江戸蒲田氏の墓 現在の東京の父とも言うべき江戸氏は、鎌倉・江戸時代にかけて江戸を中心に勢力を誇示していましたが、小田原北条氏の勢力に押され衰退。...
View Article「二本松市の指定文化財」展と二本松菊人形
会員のカネコです。 11月15日(日)に二本松へ日帰りで行って来ました。 二本松歴史資料館では二本松市合併10周年記念特別企画展「二本松市の指定文化財」展が10月3日(土)から11月29日(日)まで開催されています。 市内に点在する貴重な指定文化財が一同に会する貴重な企画展です。 私が特に見たかったのが、大隣寺に所蔵されている丹羽家御歴代の肖像画です。...
View Article池上太郎左衛門幸豊-田沼意次のブレーンとなった川崎の名士-
会員のカネコです。 以前、第8回染井周辺寺院巡墓会にて老中田沼意次の解説をしました。 所謂「ワイロ政治」で悪名名高い田沼意次ですが、実際の姿はワイロ政治家とはほど遠い、かなり開明的な名政治家であった事を当会幹事全員で解説しました。 その際に私は意次のブレーンの一人として、川崎の大師河原村名主池上太郎左衛門幸豊を紹介しました。...
View Article中町奉行丹羽遠江守長守とその子孫達
会員のカネコです。 私が子供の頃に『江戸中町奉行所』という時代劇がありました。この中町奉行所とは北町・南町奉行所が裁けない悪を闇の白州で裁く秘密任務を行い、この秘密任務を行う5人がドラマの主人公でした。少々必殺仕事人を彷彿させるものがありますが、この中町奉行を演じていたのが故丹波哲郎さんで、役どころは丹羽遠江守長守という実在の人物です。...
View Article『寛政重修諸家譜 別巻一 葬地・寺社名索引』の活用
会員のカネコです。 当会のメンバーがよく使用する本に『寛政重修諸家譜 別巻一 葬地・寺社名索引』という本があります。 寛政重修諸家譜 別巻一 葬地・寺社名索引 - 出版詳細情報 これは『寛政重修諸家譜』の本文中に記載されている大名・旗本の葬地をはじめ寺院に関する事項を寺院ごとに纏めた索引で、2010年に八木書店から出版された比較的新しい本です。...
View Article探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会-【最終告知】
会員のカネコです。 先日より告知しております、「探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会-」まであと4日となりました。 幹事一同、配布資料の作成など準備を進めております。 ここ数日天気予報が変わりやすくなっておりますので、予報をよくご確認の上、寒さ対策、雨対策を十分にしてお越し下さい。 再度開催要項を掲載します。巡墓人物も発表いたします。 ■開催要項 探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会- ★日時...
View Article探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会-開催しました
会員のカネコです。 本日、12月13日(日)に「探墓巡礼顕彰会オフ会-芝金地院巡墓会-」を開催いたしました。 今年は定例秋の巡墓会が開催できなかったため、当会初めての試みとして「オフ会」を開催しました。 いつもより短めの巡墓会と、早めの時間からの忘年会を兼ねた懇親会を行いました。 芝金地院で行った巡墓会で解説した人物は以下の通りです。 南部直政 (カネコ) 南部信房 (クロサカ) 相馬大作...
View Article今年1年間の活動報告
会員のカネコです。 今年も無事に1年の活動を終える事が出来ました。ご支援頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。 今年1年の活動を振り返ります。 1月28日(水) 当会会長の釣洋一先生のお店四谷春廼舎にて新年会を行い、今年1年の活動が始まりました。 春廼舎は1月末日で多くの人に惜しまれながら閉店しました。 2月8日(日)...
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