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Channel: 探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-
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先祖と将軍の生母を追いかける

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会員のカトケンです。

京都から帰って1週間。この勢いで一気に怒濤の掃苔計画を敢行。

まずは浅草から。先祖を調べながら土曜午後6時過ぎからテレビでやっていた《忠臣蔵の恋》を見て、先祖が仕えた桜田御殿が出てくるのがうれしくて主役月光院の実家の菩提寺唯念寺を訪ねる。
実父はこの寺の僧侶だといい、墓があるか小さな墓域をくまなく回ったが、歴代住職の墓は「当寺代の墓」にひとまとめになっていた。

その代わりといってはなんだが、桜田御殿に仕えた医師の墓があった。山田立長とぞいう。甲府藩名簿には山本立長とある。法名:瑞應院法眼直哉壽大居士

唯念寺は
真宗高田派 至心山 觸光院。
(台東区元浅草2-7-12)

東京本願寺では小栗忠順実父の実家中川家の墓を探し、2基見つけたが本当にその中川家なのか確証は得られなかった。
これは5/14の巡墓会で霊巌寺の日下数馬を説明するときに触れてみたい。



日下数馬とは小栗の父が中川家から養子に来たあと(あるいはすでに養子が決まったあと)生まれたため養子に出された家で、わが先祖と同じ桜田御殿に仕えた。

その翌々日、高田へ。今は喜久井町という地名で、東京メトロ東西線の早稲田で降りて夏目坂をのぼる。

ここに来迎寺というわが先祖の甲府武具奉行前任者である今井次郎左衛門の墓があるか調べに来た。結果は空振りだったがいい雰囲気の寺院であった。



さらに夏目坂を行くと将軍家定(13代)生母の実家跡部家の菩提寺である感通寺がある。ここも目的の墓碑には巡りあえなかったが、なんとも気持ちの良い寺院でしばらく離れ難かった。



巡墓会で説明する人物ゆかりの墓に特化すれば良いのだが、ついつい先祖をはじめ追っかけているテーマで掃苔してしまう。特に感通寺のようなお寺に出合うとこの衝動は止められない。



このテーマでの調査と先祖への旅は続く。

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探墓巡礼顕彰会では5月14日(日)に第14回巡墓会「深川巡墓会~江戸の始まりと幕末黎明期の群像~」を開催します。
詳しくは下記開催要項をご覧下さい。
第14回巡墓会「深川巡墓会~江戸の始まりと幕末黎明期の群像~」
参加申込みは下記フォームよりお願いします。
第14回巡墓会「深川巡墓会~江戸の始まりと幕末黎明期の群像~」申込みフォーム

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