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Channel: 探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-
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謹賀新年

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会員のカトケンです。

あけましておめでとうございます。皆様、お正月はどのようにお過ごしでしたでしょうか? 本年もよろしくお願いいたします。

昨年4年ぶりに巡墓会を催行できたが、参加者の方から、令和元年に高知城歴史博物館が催した「大名墓をめぐる世界、そのすべて」の行事を小弟のブログ記事で知って参加することができたと聞かされた。館長自らが案内され、とても満足の行くものだったとのことで、小弟が掲載した記事が役立ったようで何よりであった。

巡墓会自体は「渋沢栄一とその周辺」と題して幕府方のことが中心であったが、石川島播磨重工業を創った平野富二の碑のところで、坂本龍馬と接点があったことを龍馬好きの参加者がいるのを意識して話したこともあって、土佐関係の視点を今後も持ち続けたいと思う。

巡墓会では徳川慶喜、杉浦譲、川村恵十郎の息子の碑、小栗忠順のいとこ大隈綾子の実家など幕府方の人物の解説をはじめ、渋沢と同時代人として岸田吟香を紹介した。岸田は目薬開発や日本初の従軍記者など様々な肩書を持つが、その功績を讃えた隅田川神社の記念碑が紹介の出発点になっている。

日本で初めて英字新聞を発行した漂流者ジョセフ・ヒコの手伝いをしたことなど、ちょっと忘れ去られている人物だろう。葬儀に渋沢が参加しているから、どこかで接点があったようだが、まだ材料を見つけられていない。

このように巡墓会をやらなければ調べなかったであろう人物に挑むのも催す側の醍醐味である。

今年も引き続きコロナの状況を見ながら、巡墓会をやるかやらないか判断していかなければならないが、ともあれ長く開催せずお待たせした参加者もいたので、まずは約束を果たせたことに安堵している。

今年は徳川家康が大河ドラマの主役であり、地元静岡市でも様々なイベントが行われるだろうが、ひとまず同市の久能山東照宮博物館で昨年12/26〜今年3/21の「徳川家康公展」が催されていることをお知らせしておきたい。

ただし、アクセスが不便で、日本平側から行くにはロープウェイを、久能山下から登るには1,159段の階段という難関が待ち受ける。近隣なら自家用車で途中まで行けようが、遠方からの方はたっぷり時間を取って行き方をよく確認してから訪れることをおすすめしたい。



写真=福岡市長で玄洋社理事長だった進藤一馬書
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