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Channel: 探墓巡礼顕彰会-墓碑調査・研究プロジェクト-
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流星忌の宣伝に京都へ。山南忌で説明①

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会員のカトケンです。

3/11前日京都入り。二条駅で降りて三条会商店街を行き、通り沿いの妙泉寺へ。

ここには長崎海軍伝習生筆頭 永持亨次郎の墓がある(=写真)。



矢田堀景蔵、勝麟太郎と同じ艦長要員で当時、勘定格徒目付。

永持は、のちに安藤対馬守信正が送った遣欧使節(いわゆる竹内使節)組頭 柴田日向守剛中の実弟である。柴田は永持の養子五郎次を家来の名目で欧州へ随行させた。

これがのちの永持明徳で、沼津兵学校で仏語を教え陸軍砲兵中佐となる。養父たる亨次郎は長崎修行後、長崎奉行支配吟味役から組頭としてかの地に残った。

しかし安政4年(1857)小石川柳町に兄弟で並んで住んでいることが同年尾張屋清七版『江戸切絵図』で確認できる。

場所は、以前このブログで紹介した小川笙船(幕末は良以)の住まいのあった場所と堀織部正利熙の菩提寺源覚寺の間。西側で兄の名を貞太郎と記す。

永持は外国奉行支配組頭を経て、元治元年(1864)5月京都警衛を命ぜられ、禁門の変2日後目付介となったが、この年10月1日没した。(1864・10・31)

墓碑正面には
「元治元甲子年/至心院殿廣譽正穀明義居士/十月朔日」
左面には
「俗名/永持亨次郎平穀明」とあった。

今回、『探墓巡礼~箱館戦争関係人物を歩く~谷中編』準備のため、掲載人物の履歴を調べると長崎海軍伝習生が複数いることから、京都にある伝習生の墓を訪ねたかった。

永持が慶応4年(1868)まで生きていたらどのような行動をとっていたか。静岡に移住したか、それとも箱館まで行っただろうか。

ともあれ、この寺は入口の看板によると、浄土宗 法性山 専求院と号し、百万遍知恩寺の末寺で、織田信長の家臣の妻 涌岳妙泉善女が開基という(天正10年=1582)。天明8年(1788)正月の大火で類焼、文化13年(1816)再建。

隣の公園で母親と子供たちがたくさん遊んでいた。そこに面する大宮通を南下。四条大宮の1本北側錦小路辺りにあったという見廻組与頭 佐々木只三郎の寓居跡付近を散策。

ブックファーストで毎年買う「京都手帖」を入手。流星忌のチラシが届く旧前川邸に向かった。

翌日の山南忌でチラシが全員にいくよう配布物の中に1つ1つ入れる。ハンドメイド作家のシシヤ宮本さんや天然理心流門下の若人たちと約300部を用意。

その前に壬生寺へ行き主催者の会場準備を手伝った。天然理心流門人たちの稽古を聞きながらの作業は爽快だった。

夕方、宿に向かい大出さんや釣先生らと会食。釣先生はいつものように『新選組再掘記』以来の立ち回り先、河原町六角東入る「くいしんぼ」に寄ってから帰還。昔話に花が咲いたーーつづく

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流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシが出来ました

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「徳川家臣団大会・徳川みらい学会講演会」のお知らせ

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会員のカトケンです。

今年も静岡市で「徳川家臣団大会・徳川みらい学会講演会」開催されます。
小弟も徳川家臣団の子孫として過去数回参加したことがありますが、今年は仕事の都合がつかず、残念ながら参加できません。

ご興味がある方は下記のサイトをご覧ください。

徳川家臣団大会・徳川みらい学会講演会





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流星忌の案内第2段 in 流山

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会員のカトケンです。

今日は大久保大和こと近藤勇降伏の地、流山にて

午前中に法要、午後はフォーラムで元新人物往来社社長大出さんの講演など、楽しく過ごしながら流星忌の説明をさせていただきました。



写真は打上げの様子。
榎本武揚五代目隆一郎さんや勝海舟の御子孫高山さんを囲んで楽しいおしゃべりと和気藹々の打合せ。

当日の行事をどのように運営するか、また本の不可欠な部分を話し合い、29日谷中に集まり現地調査することに決しました。

今から楽しみです。とにかくコツコツやっていきます。課題はたくさんなるもあくまで楽しみながら進めて行く心づもりです。

よろしくお願いいたします!

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うれしい話

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会員のカトケンです。

目下執筆中の3人の幹事はブログに投稿ができないほど時間に追われている。

だが、ここで敢えて投稿してみたい。

なぜなら、うれしい出来事があったからだ。会としてではなく、小弟自身の話だ。

小弟は15才で志を立て史学を学ぶと決め、それに向かって準備を始めた。

幸い、尊敬する土佐の史家平尾道雄が教鞭をとったことのある学舎に入ることができた。

だが、歴史を学ぶのに外ばかり出かけて宿題をやるべき土日もアルバイトばかりしていた。

大学に入る前にも勉強は古典のみに絞った如く、入ってからも古文書の読解と史料読みに専念。ほとんど論文は読まなかった。

卒論を書くに当たり、強く郷土を意識した。地域に埋もれた、草葉の陰に隠れた歴史を掘り起こし、忘れられあたかも捨てられた如く、今まで振り向かれなかったテーマを探した。

それが卒論で取り上げた[反自由民権派]であった。元々は土佐勤王党の生き残りで、古勤王党などと呼ばれ、武市半平太・坂本龍馬・中岡慎太郎亡き後どのように彼らが生きていったかを知りたかったからだ。

卒論を無事書き終わり就職した年の夏、土佐に戻って研究発表の機会を得た。その翌年、卒論に研究発表とその後分かったことを盛り込み母校の学会誌『海南史学』に寄稿した。漢字ばかりで、かなりの長文だったため誰も読まないだろうと思っていたーー

ところが、今年になってマーカーで塗りつぶされるくらい小弟のこの論文を読んでくれている人がいるという。こんなもの誰も注目しないだろうと思っていただけに吉報であったし、大いに励まされている。その悦びは今年本を書こうと産みの苦しみを味わっている自分の糧になっている。卒論の時もめげずにやり遂げたことをもう一度やるだけだと言い聞かせ、少し気分を変えるために山本夏彦の『誰か戦前を知らないか』(文春新書)シリーズを読んでリラックスしている。

今回もあのときと同じく良き仲間に恵まれていて、今日やり取りをしていて仲間っていいなとつくづく思った。あのときの仲間にも今年会う約束がある。

宣伝報告などブログで書くべきことはたくさんあるのだが、前に進むため、より前向きな気持ちが持てる記事を載せたかったーーこれからが勝負!

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ようやく脱稿とちょっと宣伝

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会員のカトケンです。本日、総司忌にて3月から行ってきた大勢の聴衆の前での流星忌の説明を一通り終えました。昨日の脱稿がうれしくて思わず言ってしまいましたが、ともあれ皆さんに分かりやすいものができるよう今後も校正を進め、手を抜かずに仕上げていきたいと思います。

今日も20名ほどの方がチラシを求めてくださいました。それより何より釣洋一先生の「沖田総司の系譜を調べる」と題したご講演は釣先生の人生も含めてなかなか赤裸々に語られ、沖田総司と暦に関する誤解を端的に解かれていました。

さて、ここでちょっと宣伝ですが、来週土曜(7月7日)

土佐史談会関東支部例会にて流星忌の宣伝を兼ねて講演を行います。時間は14時30分から、場所は港区内幸町ダイビル7F高知県東京事務所です。土佐史談の会員でない方は1,000円。

「箱館戦争150年~谷中に眠る群像と近代日本への連続性」と題しまして、小弟が今回の本とイベントのエッセンスを紹介し、ここに込めた思いを脱稿した今、語り尽くしたいと思います。1時間半程度。

後半は『坂本龍馬の誕生ーー船中八策と坂崎紫瀾』(人文書院)の著書がある知野文哉さんによる「才谷梅太郎小考ー龍馬伝の空白を埋めるための作業」と題した土佐ならではのお話が予定されております。こちらは1時間程度。

18時から新橋にて打上げも予定しておりますので、お時間のある方はぜひお運びください。よろしくお願いします。
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白河にて流星忌最後の宣伝

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会員のカトケンです。

14,15日に奥州白河へ足を運び、顔見知りから初めて話す人まで様々な方と交流し、昨年東軍慰霊祭でお世話になったお礼がてら、流星忌と『探墓巡礼ー谷中編ー』刊行の宣伝をしてきました。

行政や西軍側の協力もあって参加者が多岐にわたり、合同慰霊祭というにふさわしいものでした。

なんでも、白河の盆踊りを西軍兵士が地元へ帰ってから踊り伝えたとかで、伝えられた長州の方々が以前から交流があるとかで特に熱心でした。

白河と言えば三方所替えですが、その忍(埼玉県行田市)と桑名(三重県)の方々のほか越後高田のお殿様などもいらしてました。

また無料の『白河戊辰戦争』なる冊子が配られ、白河単独ではフィクション・ノンフィクションを問わず取り上げられる機会がない中、主催者側のご努力がにじみ出た利用価値の高いものでした。

限られた人たちでここまでおもてなしができる歴史イベントに初めて巡り合ったというのが率直な感想です。

初日のイベントは関係者の挨拶、女優さんの朗読と合わせた演奏。その後懇親会があり、歴史好きな方が集い、紹介されたり紹介したりと充実した時間となりました。

翌日は、利用し甲斐のある冊子で見つけた行ってみたい場所と『探墓巡礼ー谷中編ー』で取り上げたところの確認。知り合いと前日に仲良くなった方にご同行いただき、早く済んだので白河駅付近の歴史的景観のあるところを散策。希少本も安価にて入手!

午後は加来耕三先生ほかの講演とパネルディスカッションがあり、それを聞き終わったあと帰途につきました。

余りに楽しくて帰りの新幹線で乾杯してました。まだ終わって欲しくない、そんな余韻を残した旅となりました。お招きくださった方、仲介してくださった方に改めてお礼申し上げます。



写真は海老名衛門墓碑(向新蔵の龍興寺。通称 山の寺)

追伸
「甦る仁の心」という合言葉も参加者をつなぐキーワードになっていて心に残りました。



お土産の数々。
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静岡の実家に帰って夏休み

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会員のカトケンです。

職場では毎年真っ先に夏休みをとることにしていて、土日白河へ足を運び、月曜祝日は都内で歴史会合、ようやく火曜に静岡に戻りました。

静岡のお盆は7月。迎え火も送り火もすでに終わってましたが、母が仕事に行っている間をめいっぱい使ってプロモーションに調べもの。

あるときは韮山へ行き、流星忌チラシの追加置き、あるときは市立図書館にこもって同方会誌や旧幕府の目録をチェック。またあるときは歴史に興味持ち始めたときに通った藁科図書館。郷土も充実してて調べやすい。さらには『幕末維新全殉難者名鑑』を見るため清水図書館まで。

韮山では本立寺にて八田篤蔵や望月大象(=写真)を確認。しかし柏木はあるが岩嶋は無し。江川邸でこの前お目にかかれなかったH学芸員と面談。様々なお話ができました。



何度行っても発見がある韮山で、カトウ家初の幕末維新旅で反射炉に来て、父が蛭ヶ小島に連れてきてくれたことを思い出しました。頼朝挙兵の地ーー母の作ってくれた弁当持参で趣のある石碑や頼朝・北条政子像もできていて、感慨深いものがありました。

帰りに田子ノ浦のディアナ号の教育施設へ(=写真)。松岡磐吉の父正平が江川坦庵亡きあとロシア船が再び航海できるよう長兄市川来吉・次兄柴弘吉と力を合わせて君沢型の船を建造。流星忌の成功に思いを馳せました。



そこから離れた同号の錨も見逃しません。三四軒屋緑道にプチャーチンの像とともに(=写真)。国道1号線を走っていても看板があって車ならすいすい見に行けます。



後で姉とラインのやり取りをしたら時は違えど、同じディアナ号ゆかりの2ヶ所を親子で訪れていたと知り、父が長年務めた富士市で思わぬ偶然の出来事と母と大笑いしました。

最後の日曜は母と横浜スタジアムへ。偶然にも横浜ライナーに叔父が乗っていて久しぶりにゆっくり話ができ、父の墓参りに来た叔母の送り迎えも静岡でできて、充実したお盆休みとなりました。試合は負けたけど、最後の追い上げが盛り上がって大満足。

ペナントレースも気になりますが、流星忌開催まで気を抜かずーーまた準備に勤しむぞ!
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後藤庄三郎の銅像 静岡市に建つ

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会員のカトケンです。

夏休みにもう1つ嬉しい出来事があった。

昨年の深川巡墓会で雲光院にて詩吟を吟じつつ紹介。江戸時代の貨幣制度を併せて解説。今年の銅像建立につき安西寺(静岡市葵区丸山町)のご住職から伺っていた。

松高き 丸山寺の流れの井
いく千代住める秋の夜の月

この和歌とともに後藤庄三郎について最も詳しい寺が静岡市にあったこと。7/20お目見えした銅像の新聞記事を参考に載せたい(=写真)。

浅間神社のすぐ東側で日限地蔵の看板が目印。名水流れの井は今も旅人の喉を潤しているーー


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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』編集雑記

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会員のカネコです。
今秋発売予定の『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』ですが、先日の加藤さんの記事の通り、6月30日(土)に脱稿しました。
現在も編集・校正作業が続いており、完成まではしばらく時間がかかりますが、今秋の発売を楽しみにお待ち頂ければと思います。

本書では墓碑写真はもちろん、出来得る限りの肖像写真を掲載します。古写真研究家森重和雄さんの全面的な協力の許で作業が進んでいます。
これらの写真は掲載するにあたり、著作権の問題が無いかの確認作業もしています。
私自身初めてみる肖像写真もあり、より一層その人物への親近感が沸いてきました。

私個人の話しでは、当初予定では10名を担当する予定でしたが、原稿締切1週間前に1名、当日に1名と最終的に12名となりました。追加の2名は箱館戦争には直接関係の無い人物ですが、本書登場人物に随所で絡みのある人物でしたので、入れたら面白いのではないかと思いました。

本書は「~箱館戦争関係人物を歩く~」という副題を付けていますが、厳密には箱館戦争自体に関わっていない人物も数名掲載しています。箱館戦争関係者の関係者という形にはなりますが、当会の独断と偏見で選定していますので、その点はご寛恕頂きたいと思います。

締切直前に2名追加したこともあり、締切日の6月30日(土)当日に最終確認のため、小1時間ほど谷中霊園へ行きました。あくまで、今まで見たものの確認という形で訪れたのですが、本書登場人物に関係する人物のお墓を新たに発見することができました。

本書では榎本武揚の妻多津の縁者である佐藤泰然と林研海を掲載します。佐藤泰然は言わずとしれた順天堂の創始者ですが、この順天堂佐藤家の血脈というのが幅広く、平成22年(2010)当会で開催した第4回谷中霊園巡墓会(前篇)で佐藤一族の系図を作成し、ご好評を頂きました。
佐藤家の血縁者はその後も、第5回谷中霊園巡墓会(後篇)・第9回吉祥寺巡墓会でも取り上げ、その都度、一族のお墓を調べて確認をしてきました。しかし、泰然の長男である山村惣三郎については、当人の事蹟自体の情報が少なく、墓所の所在に関する情報も出てきませんでした。山村惣三郎は幕臣山村八蔵の養子となり、箱館奉行支配組頭を務め、維新後は順天堂の会計を務めています。泰然は惣三郎や順といった実子がいたにも関わらず、弟子の一人であった尚中を養子として順天堂を継承させており、その後も佐藤家は本家の当主は養子で継承されていきます。

6月30日(土)に追加2名の墓所を訪れた後、以前から何度も訪れている乙8号10側の動植物学者田中芳男の墓所へ行きました。田中芳男も佐藤一族に連なる人物であるため、道すがら最終確認をしようと思い訪れました。田中芳男の墓碑を眺めていると、ふと後ろの墓域にある自然石の墓が気になり、よく見てみるとそこには[弟松本順謹書]と刻まれており、松本順(良順)の兄といえば、「もしや…」と思い表側にまわってみると、そこには[山村惣三郎之墓]と刻まれてありました。灯台下暗しとはこのことで、佐藤泰然・泰然の跡を継いだ養子尚中・松本順の養父良甫・泰然の孫林研海ら一族たちが眠る谷中霊園に山村惣三郎も眠っていました。





お墓を調べていると時々このような不思議な体験をすることがあります。長いこと探していたお墓が突然見つかったりすることがあります。
今回は締切当日の出来事で、単なる偶然とは思えず、何か導かれたような想いがしました。

今年は例年に無い猛暑が続いていますが、この猛暑が落ち着く頃には編集作業も終え、校了という形になるかと思います。その際には本書の詳細を当ブログにてお知らせしたいと思います。
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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』調査余滴-安積艮斎門下生の墓-

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会員のカネコです。
19日(日)に今秋発売予定『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の最後の編集会議を行い、編集作業もいよいよ大詰めを迎えました。

本書にはいくつかの見どころがありますが、前回の投稿でも紹介した肖像写真の他に、精密な地図を掲載します。発行元の出版舎風狂童子代表杉崎忠博さんが何度も谷中を訪れ、実測した精度の高い地図が掲載されていますので、初めて行く方でも迷わずにお墓に辿りつけるのではないかと思います。

さて、今回の執筆・編集中にふとあることに気付きました。
今回取り上げた人物に安積艮斎の門下生が複数いたことです。
安積艮斎は二本松藩領であった郡山出身の学者であることから、私のライフワークである二本松出身者研究の対象としています。
安積艮斎とその一族の墓については以前、当会メンバーでリレー連載している『歴史研究』誌上の「掃苔行脚」の「二本松掃苔録」の連載第2回目(平成22年12月号)で取り上げました。
当ブログでも墓碑写真を掲載したことがあります。

7月20日 高砂崇福寺・堀切妙源寺・谷中霊園調査

艮斎は安積国造神社55代神職安藤親重の三男に生まれ、苦学の末、江戸に塾を開き二本松藩の藩儒を経て、幕府に招かれ昌平黌の教授に任ぜられました。
艮斎の許で学んだ者には小栗忠順・吉田松陰・高杉晋作・楫取素彦・岩崎弥太郎・木村喜毅・栗本鋤雲など幕末維新に活躍した人物が多数おり、江戸の私塾の門下生名は『安積艮斎門人帳』(安積艮斎顕彰会、平成19年)に2282名が記されています。

谷中霊園とその周辺の寺院には以下の安積艮斎門下生の墓所があります。

・永井尚志(本行寺)
・神田孝平(谷中霊園 甲12号新1側)
・河田迪斎(※天王寺墓地に迪斎の長男貫堂と三男柳荘の墓があり、本人の墓は六本木深広寺・非公開)
・阪谷朗廬(谷中霊園 甲9号10側飛び地)
・佐藤尚中(谷中霊園 甲4号7側)
・福地源一郎(谷中霊園 甲1号12側)
・南摩綱紀(谷中霊園 甲1号7側)
・古屋佐久左衛門(谷中霊園 乙2号10側)
・箕作麟祥(※谷中霊園 乙5号2側に叔父秋坪の墓があり、本人の墓は多摩霊園)
・鷲津毅堂(谷中霊園 乙8号10側)
・平野重久(※谷中霊園 乙10号6側に実弟小永井小舟の墓があり、本人の墓所は未確認)
・川路太郎(※大正寺に祖父で養父の聖謨の墓があり、本人の墓は多摩霊園)



福地源一郎(桜痴)の墓

以上は『安積艮斎門人帳』で名前が確認できた人物ですが、昌平黌の教授時代に教えた人物も含めるとまだまだいるものと思われます。

谷中霊園と周辺の寺院だけでも艮斎の門下生の墓が数多くあり、今回の執筆・編集作業を通して、改めて艮斎を影響力の大きさを感じることができました。尚、『歴史研究』10月号にこの詳細を寄稿しましたので、10月号発行後にご覧頂ければ幸いに存じます。

『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の発売までもうしばらくお時間を頂きますが、少しでも良い形でご覧頂きたいので、しばらく詰めの作業を行います。
発売日等決まりましたら、改めてご案内いたします。
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博物館巡りの1日

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会員のカネコです。
今年は様々な所で明治維新150年・戊辰戦争150年のイベントや博物館・資料館の企画展が行われています。
あいにく仕事等が忙しく、ほとんど行けていないのですが、7月末に1泊2日で二本松少年隊顕彰祭・城フェスタ・二本松少年隊墓前祭へ行ってきました。二本松のことはライフワークなので、今年は必ず行きたいと思っていたので、大変充実した良い2日間を過ごすことができました。

さて、今秋発売予定『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の編集作業も大詰めを迎えていますが、リフレッシュのため今日1日は見たかったものを見に行こうと思い、横浜市内の博物館等をはしごしてきました。

まず、横浜市歴史博物館で開催されている『明治150年記念企画展 戊辰の横浜 名もなき民の慶応四年』。
横浜市は特に戊辰戦争の戦場になった訳ではないですが、幕末に農兵隊が編成されたことや、西軍が江戸に進軍した際の村々の様子など、民衆との関わり中心とした展示で、今まであまり着目されなかった視点で大変興味深いものがありました。

私も先祖調査をした際に、新潟の新発田藩領にいた先祖が長州報国隊の所属として、物資輸送に従事した事が記されている資料をみつけたことがありました。
また、二本松にいた先祖は西軍が来るという報を受け、阿武隈川の河原の石を集め防塁を作らされたという話が伝わっています。現在、そのような防塁は残っていないので、おそらく間に合わなかったのでしょう。
戊辰の動乱は武士階層だけではなく、一般庶民にも関わっていた訳で、自分の先祖も何らかの形で関わっていたという視点でみると大変身近なものに感じます。

最近、樋口雄彦先生が『幕末の農兵』という本を出しましたが、この分野の研究がこれから進んでいくと非常に面白いのではないかと思います。
今回の『戊辰の横浜 名もなき民の慶応四年』は有名な志士がほとんど登場しない、少々地味な内容ではありますが、むしろ、我々の先祖一人ひとりが関わっていたかも知れない幕末維新のリアルな姿というものが浮かび上がってきたようにも思えます。



次はこの関連企画展である横浜開港資料館『明治150年記念企画展 戊辰の横浜 開港都市の明治元年』。
開港都市横浜の明治元年の一年に焦点を当てた展示でしたが、奥州出張病院に関する資料や、板倉勝静家臣の日記、ストーンウォール号の売買交渉に関する書状など、ちょうど箱館戦争に関わっていたので、タイムリーな内容も見られました。



さらに金沢区の神奈川県立金沢文庫へ行き『特別展 安達一族と鎌倉幕府―御家人が語るもうひとつの鎌倉時代史―』を見ました。
こちらは趣が変わって中世史ですが、二本松と言えば、旧安達郡であり、安達氏は安達郡を本貫地としたことからその苗字を称したという説があり、以前から関心がありました。
実の所、安達氏と安達郡の関係ははっきりせず、『二本松市史』にも論考が載せられていますが、はっきりしないのが現状です。ただ、二本松市内には安達氏との関連を示す伝承や伝承地が残されており、何らかの関連性があったのではないかと思います。

今回初めて知ったのが、私が30年間程住んでいた川崎の南加瀬も安達氏の所領であったということです。現在の横浜市鶴見区寺尾を中心に安達氏の所領が点在していたようで、寺尾のすぐそばの加瀬や綱島のあたりも所領であったようです。
旧安達郡から来た両親が住んだ所が、安達氏の旧領であった南加瀬であったのも不思議な縁です。

安達氏と言えばやはり元寇の時代に活躍した安達泰盛で、元寇関係の史料も展示されていました。「蒙古襲来絵詞」を見ながら、2001年の大河ドラマ『北条時宗』の柳葉敏郎とうじきつよしの竹崎季長の姿ばかりが思い浮かびました。この『北条時宗』は「赤マフラー」こと北条時輔を演じる渡部篤郎や、時輔・時宗兄弟の父時頼を演じる渡辺謙の怪演が印象的でした。北条一門も川崎麻世と羽賀研二が兄弟役だったり、平幹二朗・伊東四朗・石橋蓮司・ピーターといった人たちが演じていて、非常に濃いキャラの北条一門が形成されていて、ストーリーも史実と違いやたら謀殺される人が多く、私の中では名作というより怪作というイメージで強烈な印象を残しています。

中世でしかも霜月騒動で一度滅び、さらに鎌倉幕府滅亡により滅びた一族なので、史料自体は多くはありませんが、姻戚関係のあった金沢北条氏の史料も含め、よく史料を集めたなという印象を受けました。安達氏を主役とした企画展はなかなか貴重だったのではないかと思います。



最後に桜木町の神奈川県立図書館へ行き、調査依頼を受けている案件に関する郷土資料などを閲覧しました。
ここの郷土資料のコーナーは非常に充実していて、神奈川県内のことを調べる時には大変重宝してます。

いろいろと抑制していたので、今日は図録を大人買いしました。
上記の企画展のものの他に金沢文庫で『最後の神奈川奉行依田伊勢守盛克』、横浜開港資料館で『横浜関係人物検索図書目録』を購入しました。『最後の神奈川奉行依田伊勢守盛克』の方は前回の記事で書いた安積艮斎との交流のことも書かれており、400円でこれは買いだなと思いました。



リフレッシュもでき、『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の完成に向けてもうひと頑張りしたいと思います。
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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』校了しました

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会員のカネコです。
今秋刊行予定の『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』が昨日9日にようやく校了しました。
これから印刷に入りますが、刊行日程などはまだ調整中となりますので、また今後のことに関しては決まり次第お知らせいたします。



今回は表紙を公開いたします。目次は近日公開いたします。
本のデザインは株式会社ウェブスマイルの菊竹裕二様にして頂きました。
五稜郭をモチーフにした「流星忌」のロゴマークなど素敵なデザインをして頂きました。
地図の作成は出版社である風狂童子杉﨑忠博様に精密なものを作成して頂いています。
また、肖像写真は古写真研究家で、今回の出版企画・プロデュースをして頂いた森重和雄様の監修のもとで選定いたしました。
このお三方にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

執筆者は当ブログでもおなじみ探墓巡礼顕彰会幹事のカトケン、クロサカ、カネコの三名にて総勢37名の解説をしております。
表紙の写真を見て「箱館戦争なのに何故?」という人物も含まれていますが、既に当ブログでも書いていますが、今回の人物選定は箱館戦争の参戦者の他、箱館戦争の参戦者に縁の深かった人物、一族、海外留学生、蝦夷地・日露交渉関係者を広義に含めています。箱館戦争を一つのテーマに周辺要素を絡め、人と人との繋がりが分かるような内容にしています。
と、言ってみたものの、果たして読者の皆様にそれが伝わるかと言うと、こればかりは皆様のご判断に委ねたい所であります。
読後の感想、誤りのご指摘、新たな情報等がございましたら、お知らせ頂けますと幸いに存じます。

11月17日(土)の「流星忌」にご参加の方は会費2,000円でこの本が記念品として付いてきます。
当日の13:00~15:00には当会による谷中巡墓会もあります。ご購入をお考えの方で、ご興味がある方は、是非こちらのイベントにお越し頂ければと思います。
この「流星忌」についてもまた詳しくご案内をいたします。
よろしくお願いいたします。
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★流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシを公開しています。

流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシが出来ました

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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』目次公開

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会員のカネコです。
今秋刊行予定の『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』ですが、ただ今印刷中で、近日完成の予定です。
先日は表紙を公開しましたが、今回は目次を公開いたします。



いかがでしょうか。
前回もお伝えしましたが、「箱館戦争なのに何故?」という人物も含まれていますが、執筆者3名が検討を重ねた人選となりますので、是非内容をお読み頂いてから、ご評価を頂ければと思います。

近日、11月17日(土)開催の流星忌の詳細についてお知らせいたしますので、是非ご確認の上、お越し下さい。
よろしくお願いいたします。
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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

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会員のカネコです。
今年3月に発表しました流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の開催が来月に迫りました。
当会では、法要の前に行われる「谷中巡墓会」の部を担当いたします。また、今回記念品としてお渡しするガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の執筆を担当いたしました。これまで当会で主催してきた春・秋の定例巡墓会とは全く異なった形での活動となりましたが、多くの皆様にお越し頂きたいと願っております。

各地で行われた明治維新・戊辰戦争150年関連のイベント等の機会を通じてのチラシでの告知、当ブログでの告知をして来ましたが、開催にあたり、開催趣旨や注意事項などを改めて詳しくご説明いたします。
参加を予定されている皆様には当記事をよくご確認の上、お越しください。
当日、幹事一同皆様にお会いできるのを楽しみにしております。



【開催趣旨】
 谷中界隈のお寺や谷中霊園には、箱館戦争に関係した方々のお墓が数多くあります。今年、戊辰戦争から150年にあたり、これらの方々の法要が執り行われることになりました。義の為に最後まで戦い続けた男たちの魂を弔い、供養致します。当日は法要の後に榎本武揚の曾孫にあたられる榎本隆充氏による記念講演も行われます。
 今回の法要を記念し、谷中にあるゆかりの人物たちの墓碑を訪ねて歩ける地図付き谷中ガイドブックを発行いたします。このガイドブックは探墓巡礼顕彰会のメンバーにより執筆、編集されたガイドブックです。参加者には記念品としてこのガイドブックを差し上げます。
発起人 森重和雄(古写真研究家)

【開催日時・場所】
平成30年11月17日(土)
会場:日蓮宗大法山一乗寺
交通:東京メトロ千代田線根津駅1番出口より徒歩約7分
JR山手線、京成本線日暮里駅より徒歩約10分

【当日の流れ】
13:00~15:00 谷中巡墓会(参加自由)
※巡墓会ご参加の方はJR日暮里駅北改札口前集合してください(12:30より受付開始)。



15:00~   慰霊祭・法要(読経)及び松岡磐吉、柴誠一、和田春造兄弟の墓前焼香
       参加費(記念品代を含む):2,000円
※慰霊祭・法要からご参加の方は一乗寺へ直接お越しください。



16:00~17:00 記念講演会
       講演者:榎本隆充氏(榎本武揚曾孫)
※定員約100名(スペースに限りがあり、座れない場合はご容赦ください)
18:30~   懇親会(日暮里駅近辺の居酒屋にて予定)

【巡墓会における注意事項】※必ずお読みください
※墓域内への立ち入りができない墓所もありますので、その場合は塀外・柵外からの拝観となりますのでご了承下さい。
※墓地内は一部、段差やぬかるみなど、足下が悪い場所がありますのでお気を付け下さい。
※ペットボトルなどのゴミはお持ち帰り下さい。
※急に体調が悪くなった場合は幹事へ早急にお申し出下さい。
※倒壊した墓碑や石灯籠には不用意に近寄らないで下さい。
※大きな地震が起きた際は、墓碑や石灯籠が倒壊する恐れがありますので、速やかに離れて下さい。
※急な天候の変化によって本巡墓会を中止する場合がありますのでご了承下さい。
※雨天または雨天後の場合は足下が悪くなるため、歩きやすい靴でお越し下さい。
※巡墓会ご参加の方は16:00からの記念講演会の席を確保いたします。
※巡墓会のみの参加も可能ですが、その場合も参加費2,000円がかかります。

【慰霊祭・法要・記念講演会における注意事項】※必ずお読みください
※日常的な普通の服装でお越しください。尚、慰霊祭・法要がございますので、コスプレ等派手な服装はご遠慮ください。
(尚、5月の「歳三忌」の際に、運営メンバー間での認識が統一されておらず、一部の方にコスプレが可能であるという説明をいたしましたが、コスプレは不可となりますので、改めて訂正の上、お詫び申し上げます。)
※記念講演会は会場のスペースの関係上、先着100名様の入場となります。受付順となりますが、来賓・巡墓会参加者が優先されますので、確実にご入場したい方は巡墓会からのご参加か、早めのご来場をお薦めいたします。

【問い合わせ先】
・「巡墓会」については当ブログのコメント欄よりお問い合わせください。
・「慰霊祭・法要・記念講演会」については下記へお問い合わせください。
ryuseiki2018*gmail.com(*を@に変えてください)
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板垣退助百回忌に参加

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会員のカトケンです。

9月末にいつも高知でご厄介になるTさんのご紹介で、品川神社裏の墓地にて板垣退助百回忌に参加した。

板垣の墓所は2度目である。急な階段を登って社殿の右を奥に入るよう表札があるが、これに気づく人は少なかろうと思う。

この日は案内人がいてすでに人も入っており、生憎の雨であったが、終始厳かなうちに法要が執り行われた。

参列には板垣の玄孫などご一族はもちろんのこと、研究者や福岡孝弟のご子孫(板垣の妻が出ている)、山内家の名代として深尾家のご子孫が見えるなど、さながら土佐藩の集まりかと錯覚するようであった。

直会は場所を移して三田へ。様々な方からご挨拶があり、板垣が岐阜で遭難したときに駆けつけた、当時医師だった後藤新平の奥州市にある記念館の前館長、板垣ら立志社傘下の潮江の結社発揚社員の徳弘馬域郎のご子孫など、興味深い話が聞けそうな方々が一堂に介した場となった。

小弟も水を向けられたので、思わず日頃思っていることをしゃべってしまった。すなわち板垣という人物像を立体的に解明したり、歴史的に位置づけるには板垣の自由民権運動に反対したり、抵抗したりした人たちのことを調べて初めて板垣像が確立できるのだなどと、偉そうなことを発言してしまったのだ。

それは自分が土佐史で最も力を入れて研究してきた反板垣勢力である古勤王党のことをもっと研究すべきという主張なのだが、それ以上に「板垣の国家主義」というテーマこそやる必要があると前から思っていたことも影響したのだと思う。

何故なら、立志社傘下の共行社が板垣たちに反感をもって離脱していくからだ。片岡健吉が説得するがうまくいかない。いわゆる共行社の分離問題として板垣たち自由民権運動に大きな楔を打ち込まれる事件となった。

それでも板垣が国家に尽くそうとしていたのは、大隈内閣で入閣する動きからも判るし、大同団結後の後藤象二郎の入閣にも同じことが言えるだろう。やはり、明治人や幕末を生きてきた人たちの国家観や行動原理を追求しないことには本当に板垣たちを理解したことにならない。自由民権運動を意味もなくやっていることに等しいのである。

あの頃は国の大きな目標として憲法制定があったし、いち早く国際社会の仲間入りが必要であった。そのような背景、現在との違いを理解した上で憲政をどのように国家運営や国民生活に生かすか板垣を通して考えてみるのも面白いと思う。

板垣が若かりしころ、罪を咎められて追いやられた高知市神田(こうだ)に百年を記念して謫居(たっきょ)の地の碑が建てられるなど、今年は土佐でも板垣の足跡を追う動きがあって目が離せない。

この日は本当に様々な方と交流でき、そこで知り合った方に翌日連れていってもらったイベントで、一生に一度できるかできないかの貴重な体験をさせてもらった。

あとで分かったことだが、その方も板垣同様、今の社会で人が進んでやらないことを行い、積極的に社会貢献をしていた。自然、週明けの仕事に身が引き締まる。流星忌の準備など、忙しい最中に潤いの雨となった。まだ自分にもできることがあると思う。
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★流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の詳細を掲載しています。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

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東軍慰霊祭で庄内へ

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会員のカトケンです。
10月6,7日に初めて庄内の土を踏んだ。生憎の台風で遠出をしても大丈夫か不安だったが、何とか持ちこたえてくれた。

鶴岡駅で降り、『探墓巡礼』の出版元である杉崎さんが駅で待っていてくださったが、こちらは宿のチェックインがあったためそれぞれ会場である荘内神社に向かった。途中、迷いそうになって同じところをぐるぐる回ってしまい、我ながら焦ったものである。

今回参加人数は少なかったが、チラシを配らせてもらった。いつものメンバーに何年ぶりの人など、このイベントは顔馴染みが多い。昨年、流星忌の話を森重さんから最初にもらった行事でもあり、有終の美を飾りたかった気持ちもある。

慰霊祭の様子と今年行った意義については、写真の荘内日報の記事をご参照いただきたい。参加した社長様の計らいであろう、参加者に後日自宅に送られたもので、記念の品の1つに加えたいところだ。



翌日戊辰の戦地などを巡り、秋田まで赴いた。致道博物館では藩政の資料展示が充実していたし、松ヶ岡開墾場では武士たちが刀を鍬に替えて新しい時代を切り開こうとしたことを知った。

横手城からの眺めは素晴らしかったし、敵方である秋田藩士戦死者を手厚く葬った龍昌院の墓地も見応えがあった。

郡さんの軽妙な解説の名残を惜しみつつ、その日秋田で一泊し翌日帰途に着いた。親しくしている人から久しぶりにじっくりお話を聞くことができ、忘れられない旅となった。いよいよ11月であるーー
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「愛新覚羅浩展」と「明治維新-そのとき品川は-」を見る

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会員のカネコです。
今年は全国各地で明治維新・戊辰戦争150年の行事や博物館や資料館の特別展・企画展などが開催されています。
私もいろいろと行きたい所があったのですが、今年上半期は本の執筆と仕事が多忙であったため全く行けず、7月以降少しずつ行けるようになりました。

先日も3日(土)に二本松市民会館で開催された「二本松戊辰戦争戦没者慰霊祭」に参列しました。二本松へは7月に少年隊顕彰祭・城フェス・少年隊墓前祭、10月に「二本松戊辰戦争歴史シンポジウム」と二本松市歴史資料館特別企画展「二本松藩と戊辰戦争」にも行くことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

4日(日)は昼過ぎまで仕事で都内を巡った後、夕方から見たかった特別展を見に行きました。

まず、明治維新・戊辰戦争は関係ありませんが、杉並区立郷土博物館で開催されている特別展「愛新覚羅浩展」を見に行きました。
この杉並区立郷土博物館の敷地は愛新覚羅浩の実家である嵯峨侯爵家の邸宅跡地であり、その縁でこの博物館では以前も浩の特別展を開いています。
私は満州国には以前より興味があり、それこそ小学生の時に見た映画『ラストエンペラー』に始まり、浩の自伝『流転の王妃』などを読んでいたこともあり、今回の特別展も楽しみにしていました。
今回は浩が結婚前に友人に宛てた手紙など初出の資料もあり、愛新覚羅溥傑の立派な書など見ごたえのある内容でした。



その後、大井町へ急いで移動し、品川区立品川歴史館へ行き、特別展「明治維新-そのとき品川は-」を見てきました。
自分が現在住んでいる品川の特別展はやはり見ておくべきだと思い、閉館時間が迫っていましたが、なんとか間に合いました。
今回の目玉は静岡市埋蔵文化財センター所蔵の「御楯組血盟書」だったと思います。
この「御楯組血盟書」については以前、当ブログでもカトケンさんが以下の記事を書かれています。


御楯組血盟書


高杉晋作、久坂玄瑞など長州の錚々たる顔ぶれが揃って署名をしていますが、署名部分は8名分しか見られず、カトケンさんが書かれている赤根武人の部分は今回も見られませんでした。
その他に今度の流星忌に大いに関係しますが、小杉雅之進が描いた「麦叢録附図」の品川沖を出帆する軍艦8隻の絵も展示されており、これは非常にタイムリーでした。これは本当に見事な絵です。

今回の展示で特に私が興味を持ったのは勤王僧南園が残した日記です。
私の自宅の近くにある正徳寺の住職で、このお寺の前を毎日通り出勤しているのですが、南園の存在は今回の展示で初めて知りました。
京都で尊王攘夷派の人々と交わった南園は正徳寺の住職になると、江戸城内の諜報活動を担い、尊王攘夷派の僧侶や医師たちを集め情報交換をしたといいます。また、
鮫洲の土佐藩下屋敷にいた山内容堂の許にも訪れるなど、大名との接触もありました。
今回、南園が書き残した日記が展示されており、南園が収集した情報や活動の一端を知ることができます。
品川のことは引越した頃にいろいろと調べたつもりでしたが、こんな近くのお寺にこのような人物がいたことに驚きましたし、無名に近い人物を知る愉しみを改めて感じることが出来ました。





尚、「愛新覚羅浩展」「明治維新-そのとき品川は-」共に12月2日(日)までの開催となっています。

各地で開催されている明治維新・戊辰戦争150年の関連行事・展示では様々な趣向を凝らし、来る人を魅了しているかと思いますが、当会でも来る11月17日(土)開催の流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」が一人でも多くの人の心に残るような会になるよう、尽力したいと思っています。
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『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』発売開始しました

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会員のカネコです。
長らくお待たせしております。当会幹事3名による共著『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』が本日発売となりました。

先日もこの本への想いなどを書きましたが(『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』校了しました)、昨年末の構想から1年近くを経てようやく発売に辿り着き、感慨深いものを感じております。
多くの皆様にご協力や激励を頂きましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

既にFAXでの予約注文はお受けしていましたが、本日よりネットでの販売も開始します。下記「ご注文の流れ」をご確認の上、申込みフォームよりご注文ください。

-ご注文の流れ-
1.フォーム入力後、「自動配信メール」が届きます。その後、発行者である㈱レクテック出版部門[出版舎風狂童子]より「注文確認メール」をお送りします。

2.当商品は11月8日(木)発売となりますので、発売日以降順次発送をいたします。発送の際には「発送通知メール」をお送りいたします。㈱レクテックの郵便振替用紙を同梱いたします。

3.商品到着後に同梱されている郵便振替用紙に必要事項を記入し、郵便局窓口にて記入済みの振替用紙とともに代金をお支払いください。

『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』
定価:1,200円(税・送料別)
※2018年12月31日申込み分まで特別限定頒布価格:1,000円(税・送料含む)

ご注文は↓こちらの申込みフォームからお願いいたします。
『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』購入申込みフォーム

尚、11月17日(土)の「流星忌」にご参加の方は参加費2,000円でこの本が記念品として付いてきますので、ご購入をお考えの方で、ご興味がある方は下記「流星忌」の詳細もご覧ください。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

読後の感想、誤りのご指摘、新たな情報等がございましたら、お知らせ頂けますと幸いに存じます。







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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」明後日開催です

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会員のカネコです。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」の開催が明後日17日(土)に迫りました。
今朝の天気予報では17日(土)東京の天気に傘マークが付いていましたが、先ほど再度確認した所、傘マークは消え、晴のち曇、降水確率30%となっており、天気が好転してきました。
ただ、まだ変化があることが予想されます。

巡墓会の部は雨天でも決行いたします。もし雨天の際は巡墓会の部は自由参加となりますので、くれぐれもご無理がないようお願いいたします。天候の様子をみてご参加頂ければと思います。
また、ご参加の際には雨具等、十分な雨対策をお願いいたします。

法要と講演に関しては一乗寺の屋内での開催となり、一部、松岡磐吉の墓参の際に屋外に出ることなります。雨天の場合、足元が悪く大変恐縮ですが、ご無理がない程度で足をお運び頂ければと思います。

ご参加に際しては事前に下記のお知らせの方をよくご覧下さい。

流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」のお知らせ

それでは皆様のお越しを一同お待ちしております。

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流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」終了しました

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会員のカネコです。
本日、流星忌「箱館戦争関係者慰霊祭in谷中」が無事に終了しました。
心配された天候もすっかり好転し、穏やかな晴天の中での開催となりました。
13:00からの巡墓会の部には86名という大勢の方にお越し頂きました。
当会の巡墓会では最大でも30~40名程の規模でしたので、今回の86名はまったく経験したことのない規模でしたが、参加者の皆さまのマナーが非常に良かったこともあり、無事に終えることができました。
皆さまのご協力あっての会だったと思います。
厚く御礼申し上げます。

受付時に記念品の『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』が不足してしまうなど、運営に不手際な部分もありましたことはお詫び申し上げます。
今後、今回のような大人数での巡墓会の運営に関しては今回の状況を踏まえ改善していく所存です。

2時間以内という限られた時間の中での巡墓会となったため、巡墓人数は最小限にしました。今回の巡墓人物は以下となります。

永井尚志(寺境内で解説のみ)→佐藤泰然→吉井台子→岩橋教章→高松凌雲→小杉雅之進→松岡磐吉

岩橋教章の所では岩橋教章の研究家である野田雅子様にゲスト講師をして頂きました。大変興味深いお話しを聞く事ができました。





15:00からの法要・慰霊祭、16:00からの榎本隆充様の講演も盛況で、巡墓会参加からの方を含め100名以上の人数となりました。

榎本隆充様の講演は私は途中でお墓の案内のため抜けていたこともあり、全て聞くことができませんでしたが、官軍賊軍という呼び方は良くないというお話や、戦死者の遺体の埋葬についての話しなど、とても胸に残るお話しを聞くことができました。
また最後にご挨拶された一乗寺の御住職様のご理解ご協力には大変感謝申し上げます。御住職様のご協力なくしてはこの企画はあり得ませんでした。





普段、このブログやTwitterをご覧頂いている方もお越しになったと思いますが、なかなか個人個人とお話しする時間もできませんでしたが、またネット上にてご交流ができますと大変嬉しく思います。

今回ご参加をお考えで、残念ながら参加できなかった方には記念品でお配りしたガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』はインターネット通販にて購入できます。本年12月31日申込み分までは定価1,200円(税・送料別)の所を特別限定頒布価格1,000円(税・送料含む)にて販売しております。
この機会にご購入頂けますと幸いに存じます。
尚、本書に一部訂正などが出てきておりますので、近日当ブログにて掲載したいと思っております。

流星忌に関しては発起人の森重和雄さんのお話しにあった通り、今年のみの開催を前提としております。ただ、若干の含みも残しておりましたので、またこのような機会がありましたら何卒よろしくお願い申しげます。
探墓巡礼顕彰会の今後の活動につきましては未定となります。

最後に発起人の森重和雄さんはじめ運営スタッフの皆さま、ご参加頂いた皆さまに改めて御礼申し上げます。

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★ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』のご注文は下記フォームよりお申込みください。

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