会員のカトケンです。
去る9日、横浜黒船研究会の講演者たる中島三郎助の曾孫恒英さんからのお誘いでオンライン講演会に初参加。
内田恒次郎の来孫高廣さんのご支援を得てどうにか滑り込んだ。画面と声がつながるとすぐ「カトケンさん!」と中島さんがお声がけくださり、すんなり溶け込めることができた。
パソコン画面に参加者の顔と名前とともにパワーポイントが写し出され、その資料に沿って話が進められた。
内容は、中島三郎助の生涯を通観するものであったが、恒英さんが現役を退かれてご先祖を意識してから様々な会に参加したときのお話を写真を交えて語ってくださった。
このブログにも度々書いているが、平成25年に静岡市にて東軍慰霊祭を催したとき、突然電話で祭文奉読をお願いして以来の仲で、その仲介の労を取ってくださったのが小杉雅之進のご子孫伸一さんであった。
恒英さんは、三郎助はペリーが来たときもたまたま当番だっただけと謙遜され、ざっくばらんな語り口。
長年、外資系コンピュータ企業の海外駐在員として外国人を使って仕事をされ、色々人材育成を試されたというお話も伺ったことがある。
三郎助は榎本武揚とは長崎海軍伝習所以来の仲で、その後オランダ留学中に三郎助に宛てて書いた手紙が紹介された。
一方で、三郎助は吉田松陰や木戸孝允のような西国の志士といわれる人たちと意外なつながりがあったことや中島・榎本・木戸の生涯を比較した年表で時系列に出来事を語ってくださり、幕末に起きた戦争や事件が絡んでとても判りやすかった。
箱館戦争で榎本軍に投じ、最期に降伏を拒否して幕府に殉じた悲哀のようなものが語られたのは特に印象的だった。
質疑応答では活発な議論がなされ、江川坦庵と中島三郎助が出会わなかったかなどの質問が出た。
来たる1月23日(日)浦賀にて昨年小規模でしか催されなかった中島三郎助生誕200年祭に恒英さんも参加されるそうで、オミクロンでどうなるか心配されていたがーー大丈夫そうなら小弟も参加したいと思っていた矢先、残念ながらまん延防止措置が出ることになってしまい、途方に暮れている…(写真=中島登筆戦友絵姿に描かれた中島三郎助父子。平成26年の総司忌にて中島登のご子孫がレプリカを自由に撮影させてくれたときのもの)
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流星忌・ガイドブック『探墓巡礼 谷中編~箱館戦争関係人物を歩く~』の告知チラシが出来ました
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パソコン画面に参加者の顔と名前とともにパワーポイントが写し出され、その資料に沿って話が進められた。
内容は、中島三郎助の生涯を通観するものであったが、恒英さんが現役を退かれてご先祖を意識してから様々な会に参加したときのお話を写真を交えて語ってくださった。
このブログにも度々書いているが、平成25年に静岡市にて東軍慰霊祭を催したとき、突然電話で祭文奉読をお願いして以来の仲で、その仲介の労を取ってくださったのが小杉雅之進のご子孫伸一さんであった。
恒英さんは、三郎助はペリーが来たときもたまたま当番だっただけと謙遜され、ざっくばらんな語り口。
長年、外資系コンピュータ企業の海外駐在員として外国人を使って仕事をされ、色々人材育成を試されたというお話も伺ったことがある。
三郎助は榎本武揚とは長崎海軍伝習所以来の仲で、その後オランダ留学中に三郎助に宛てて書いた手紙が紹介された。
一方で、三郎助は吉田松陰や木戸孝允のような西国の志士といわれる人たちと意外なつながりがあったことや中島・榎本・木戸の生涯を比較した年表で時系列に出来事を語ってくださり、幕末に起きた戦争や事件が絡んでとても判りやすかった。
箱館戦争で榎本軍に投じ、最期に降伏を拒否して幕府に殉じた悲哀のようなものが語られたのは特に印象的だった。
質疑応答では活発な議論がなされ、江川坦庵と中島三郎助が出会わなかったかなどの質問が出た。
来たる1月23日(日)浦賀にて昨年小規模でしか催されなかった中島三郎助生誕200年祭に恒英さんも参加されるそうで、オミクロンでどうなるか心配されていたがーー大丈夫そうなら小弟も参加したいと思っていた矢先、残念ながらまん延防止措置が出ることになってしまい、途方に暮れている…(写真=中島登筆戦友絵姿に描かれた中島三郎助父子。平成26年の総司忌にて中島登のご子孫がレプリカを自由に撮影させてくれたときのもの)
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